認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

【カシオ計算機株式会社 企業の子ども応援プロジェ クト】in 渋谷区立原宿外苑中学校

2021.02.23

6領域の活動オンラインコンテンツ企業人・企業教員・学校

 

【カシオ計算機株式会社 企業の子ども応援プロジェクト】
オンライン×リアルハイブリッド型プログラム

 

『おもしろい仕事人がやってくる!&おもしろい仕事人新聞』

in 渋谷区立原宿外苑中学校 開催報告!
 

こんにちは!
事務局スタッフの藤見です。

2021年1月27日(水)カシオ計算機株式会社の皆さんと共に
オンライン×リアル ハイブリッド型プログラム
「おもしろい仕事人がやってくる!」

渋谷区立原宿外苑中学校2年生の皆さんへ届けてまいりました!

今回のプログラムについて

(自己紹介ではピアノを演奏してくださったり、独自の登場方法で盛り上げてくださいました!)
 
直前まで、リアル開催を予定し調整を進めていましたが
またもや、緊急事態宣言が発出されることとなり急遽オンライン開催へと切替えました。
 
(いろいろあります!コロナ禍!)
 
今回のプログラムでは、「おもしろい仕事人がやってくる!」の講演の後、新聞記者になりきった生徒たちから仕事人に中学校時代のことや仕事のことを中心にインタビューをしました!
 
そして後日、講演での話とインタビュー時に聞き出した話をもとに、生徒自身が各自のパソコンで記事にまとめ、仕事人にフォーカスした【おもしろい仕事人新聞】を制作します!
(現在、鋭意進行中!)
 

同校を卒業した先輩から学ぶ

今回参加いただいたカシオ計算機の皆さんの中には、なんと!原宿外苑中学校卒業生がいらっしゃいました!!
母校にこういった形で関われることをとても楽しみにしてくださっていたので、オンラインにせざるを得なくなってしまったことは、ご本人はもちろん先生方も、生徒さんたちも、そして私たちもとても残念でした。
 
それでも、卒業生代表として、後輩である生徒さんへ等身大の姿で一生懸命にお話をしてくださいました。
 
「入社3年目。会社の中にはいろいろな世代の人がいる。50代の人には新しい提案をしても、「そんなこと無理だよ」とか「できるわけないよ」と言われ、反対されたりもする。
 
だけど、自分が想いを強く持っていれば、協力してくれる仲間が現れ手を貸してくれたりする。みんなの中にも自分はこうしたいって思っていても、先生や親に反対されることがあるかもしれない。でも自分の中で強い想いがあるのであれば、あきらめず頑張ってほしい」
 
大人になっても壁にぶち当たり、もがきながらも前に進めるように動いているという話を子どもたちは真剣なまなざしで聞き入り、メモをとっていました。
 
いいことを言おうとしたり、取り繕って話をする大人を子どもたちは瞬時に見抜きます。
そうではない先輩の話に心を開き、「学校」という集団生活の中での思春期特有の個人的な悩みを先輩に相談する生徒さんが数名いました。
 
そんな悩みに対しても、真剣に考え先輩なりの言葉をプレゼントしてくださいました。
 
普段は接しない大人と話すこと。そこでふと、自分自身のことを語れること。
そんな時間が特別な時間になるのだなぁと
改めて、第三の大人の存在の大切さをこのプログラムを通して実感しました。

プログラムを終えて


 
今回のプログラムは学校の熱意ある先生のご協力なしにはできませんでした。
コロナの影響で5日間の職場体験がなくなってしまった生徒さんたちに、企業の方と関わる機会を何とか創出したい。そして、話を聞くだけではなく一人一台タブレットがすでに配布されている為、ICT授業の一環として生徒さんたちでアウトプットとなる「新聞制作」に取り組みたいと提案いただきました。
 
プログラム実施日までに先生から生徒さんたちに向けて事前授業をとても丁寧におこなっていただき、また実施後の新聞制作は先生たちが別途時間を確保し対応してくださいました。
まさに先生との協働プログラム、新しいチャレンジとなりました!

カシオ社員のみなさんの感想


 
カシオ社員の皆さんからは、

 
・参加するたびに逆に子どもたちから学ぶことが多い。質問されることによって自分の仕事を振り返る良い機会になった
 
・わくわくエンジンによって、改めて自分の軸となる想いに気づくことができた
 
・他の社員のわくわくエンジンや、話を聞いて今後の自分の人生の参考となる選択肢が増えた。また中学生からの純粋な質問に改めて「働くとは?」ということを考えさせられた
 
・自分の仕事を客観視できたとても貴重な時間になった

 

という感想をいただきました。

先生方の感想

先生方からは、

・職場体験なら5日かかることを今日の1日で体験できた。本当に良い時間だった
 
・しっかりした質問をする子、自分のくじけそうになる悩みを相談できた子。それぞれのタイプの子どもたちがバランスよく皆さんとお話できたことはとても良かった
 
・自分のことを知らない大人との交流は生徒にとって非常に良い体験になると感じた

 

などといただきました。
 
子どもたちからの質問は大人たちを非常に揺さぶり、仕事では味わえない感覚をカシオの皆さんにもご体験いただけたのではと思っています!
 
(事務局 藤見)
 

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