認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

<2017年度定期総会&イベント>② 6つの実践モデルケースについてディスカッション

2017.07.02

イベントレポート

「課題を共有できる仲間がいるっていいね!」を実感しました!

 

2000年の設立以来、学校関係者、企業、行政、地域の皆さまと連携し、

子どもたちの未来をつくるためのキャリア教育に力を注いできたキーパーソン21。

いよいよ「わくわくエンジン」の全国普及に取り組むことになりました。

 

6月11日に行われた定期総会後のイベントでは、

すでに全国普及のモデルとなる活動を行っているキーパーソン21の仲間が集結!

皆さまから会員に向けてその活動内容や課題をご紹介いただきました。

さらに6つのテーマにそって会員参加によるグループディスカッションを実施。

まさに大人たちの「わくわくエンジン」が全開となるイベントでした!

 

 

◆◆ご参加いただいた皆さま◆◆

 

<地域支部モデル> 関西支部「ぼちぼちいこか」

<PTA親子実践モデル> 東京・江東区「有明小学校 PTA

<経済的困難を抱える中学生への「学習支援・居場所づくり」モデル> 神奈川・川崎「中原わくわく学習室」

<塾実践モデル> 山梨「啐啄(そったく)塾」

<わくわく学生創出モデル> 神奈川・川崎本部「大学生応援チーム」

<街ぐるみ子ども応援モデル> 神奈川・川崎「株式会社エヌアセット」

 

 

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<地域支部モデル>

関西支部「ぼちぼちいこか」

子どもと親が一緒にキャリア教育を学ぶ機会を作っている関西支部「ぼちぼちいこか」。年に1回ほどのペースで「夢!自分!発見プログラム」を実施しています。4月には大阪・御堂筋本町ロータリークラブの協賛を得て13組の親子に参加してもらい、子どもだけではなく親にも「わくわくエンジン」を理解してもらうことで効果が高まると感じたそうです。大好評だった今回のイベント。すでに来年度の実施も決定しています。

 

「さらにプログラム実施回数を増やし、もっと多くの親や子どもに体験してほしい!」という想いを強くしている皆さんですが、そのためには企画・運営をサポートしプログラムを実施してくれる仲間を増やすことが大きな課題。また、協賛企業や団体を巻き込み、集客やPRを行うための広報活動も課題です。だからこそキーパーソン21本部とのリレーション強化が重要、という声がグループディスカッションであがりました。

 

そしてこの日の定期総会を機に、大阪から出席したキーパーソン21の会員が早速「ぼちぼちいこか」のメンバーになりました。一歩一歩ですが、着実に前進しています。

総会2 野口千里さん/関西支部「ぼちぼちいこか」

 

<PTA親子実践モデル>

東京・江東区「有明小学校 PTA

小学生の子どもを持つ一人のお母さん会員のアクションから始まった「有明小学校 PTA」主体でのキャリア教育プラン。時間をかけて学校関係者とコミュニケーションを取り、いよいよ「すきなものビンゴ&お仕事マップ」をPTA主体で実施することが決まりました。ナビゲーター役を担う保護者や教員に研修を行い、学区内で保護者中心のキャリア教育を持続的に普及していくことを目指しています。

 

忙しい保護者をいかに巻き込んでいくか、キーパーソン21の「わくわくナビゲーター養成講座」のクオリティーを確保しながらいかに保護者向けにカスタマイズできるかなど、課題はまだまだたくさん。

 

グループディスカッションでは、小・中学生の子どもを持つ会員や教員をしている会員などが集まり、「わくわくナビゲーター養成講座のカスタマイズができそう!」という見通しも立ちました。

 

自分の子どもが通う学校でも「夢!自分!発見プログラム」を実施したいという想いをお持ちの会員も多数いる中、まさに注目される有明小学校PTA・親子実践モデル。成功に向けて、キーパーソン21も全力でサポートします!!

総会3
直江麻衣子さん/有明小学校PTA

 

<経済的困難を抱える中学生への「学習支援・居場所づくり」モデル>
神奈川・川崎「中原“わくわく”学習室」
川崎市との協働により、生活保護受給世帯の子どもの自立を目指して学習支援・居場所づくり事業を行っている「中原”わくわく”学習室」。親でも先生でもない「第三の大人」が、学習面のサポートだけでなく「夢!自分!発見プログラム」を活用して一人ひとりの子どもたちの生きる力を育んでいます。
自分に自信を持てずにいた子どもたちが、安心できる居場所を得て学習意欲を取り戻し、将来に希望を抱いて成長していく…。そんな姿を見守ることが大きなやりがいになっているそうです。

とはいえ、まだまだ学習サポーターは不足がち。また、より多くの子どもたちを支援するためには、特別支援学級などの子どもたちをサポートできる専門知識を持つ「第三の大人」の関わりも必須です。さらに多くの仲間を募集しています。

今後は、子どもたちや支援サポーターになっていただける大人の「わくわくエンジン」をもっと引き出すことがテーマになりそうです。グループディスカッションでは、「中原”わくわく”学習室」を卒業した子どもたちにその経験を語ってもらったり、支援サポーターにもプログラムに参加していただいたりしてはどうか…といった意見やアイデアがでました。

総会4
浅野早苗さん/中原“わくわく”学習室

 

<塾実践モデル>

山梨・「啐啄(そったく)塾」

禅語の『啐啄同時(そったくどうじ)』から名付けた個別指導学習塾「啐啄塾」。外から与える指導だけでなく、自ら欲して学ぶ力を育てるために、3年前の創業時からキーパーソン21のプログラムを実施しています。

 

「夢!自分!発見プログラム」で自分が本当にやりたいことに気付いた子どもたちは、モーレツに頑張って勉強するそうです。成績は上がり、自信を持てるようになり、その結果、第一志望の学校への進学率は100%!偏差値ではなく、本当に自分の目指すことを学べる工業高校や医療系学部などに進んでいることが、啐啄塾の自慢です。

 

一方で日々実感しているのが、子どもたちの乏しい語彙力。「日本語がマジ、ヤバイ」ことです。「第三の大人」との出会いがなく、コミュニケーション力が不足しています。また、モノを与えられすぎて飢餓感がなく自分のすきなものが分からない子どもたちへのアプローチの仕方、わくわくエンジンを持続させる方法など、今後取り組んでいきたいテーマはまだまだあるそうです。

 

グループディスカッションでは、「わくわくしている大人を招いて講演を行っては?」「子どもたちのすきなことを言語化することから始めてみては?」といった具体的な提案がありました。

総会5
樋口大輔さん/啐啄塾

 

<わくわく学生創出モデル>

神奈川・川崎本部「大学生応援チーム」

キーパーソン21には現在20名の大学生会員がいます。学習支援の場で中学生に勉強を教えたり、様々な活動をサポートしたりして活躍していますが、それだけではありません。

 

「わくわくエンジン」×「社会人基礎力」があれば、もっと自信を持って社会人として自立できるとの想いから、大学生自身が「わくわくエンジン」を見つけ、それを言語化していく作業を行ってます。そして、そのような大学生を様々な仕事をしている大人会員が「大学生応援チーム」としてサポートしているのです。このような「第三の大人」との深いコミュニケーションを通して、大学生は自分を知り、社会を知り、自立する道を考えていきます。

 

そして11月には高校生に向けた講演を、3月には「わくわく学生創出会議」で講演を行い、彼らの赤裸々な言葉が多くの高校生や大人たちの心を揺り動かしています。

 

グループディスカッションでは、大学生がキーパーソン21の活動に参加することの多様な価値について、大学生と大人会員がまさに本音で語り合いました。

 

このディスカッションに参加したことを機に、「大学生応援チーム」に新たに加入してくださった大人会員も! 大人もわくわくしています。

総会6
藤谷仁美さん/事務局・大学生応援チーム

 

<街ぐるみ子ども応援モデル>

神奈川・川崎「株式会社エヌアセット」

キーパーソン21の拠点がある武蔵小杉のご近所、川崎市高津区溝の口にある街の不動産屋さん「株式会社エヌアセット」。ワクワク広報室を設置して街の情報を発信し、地元ならではのイベントも開催するなど、「街の価値を創造する超地域密着型企業」を目指しています。

 

そんな不動産屋さんが中心となり、街ぐるみで子どもたちのキャリア教育を応援するには何をしたらいいか…。具体的な取り組み方について、グループディスカッションで会員の皆さまから意見が出されました。

 

まず課題に挙がったのが、地域の大人と子どもの関係が希薄になっていること。そこで「子どもたちが集まれる“たまり場”を作ろうよ!」「おじいちゃんやおばあちゃん、地域に暮らすかっこいい大人もかかわってイベントをしたり、様々なカリキュラムを作っては?」などのアイデアが…

 

「街が元気に魅力的になると、ひとがどんどん増える、ひとが増えると会社や店舗も増える、魅力的な街はみんなをハッピーにする」そのような想いを持つ不動産屋さんだからこそできるネットワークづくり、地域の子どもや若者がわくわくする未来づくりに期待します!
総会7
松田志暢さん/㈱エヌアセット「ワクワク広報室」室長

 

 

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引き続き、それぞれのお住まいの地域別に集まり、

グループディスカッションも行いました。

 

この日、私たちが改めて確認できたのは、

「わくわくエンジン」を持った大人たちがつながると、

「ああ、困ったね…」で終わるのではなく、新たなアイデアが次々と生まれること。

さらに「わくわくエンジン」がパワーアップできることです!

 

ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました。

 

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