【カシオ計算機㈱ × 渋谷本町学園小学校:企業の子ども応援プロジェクト活動報告】
2025.08.25
2025年7月15日(火)、カシオ計算機株式会社の皆さまと共に、渋谷区立渋谷本町学園6年生113名に対し、「おもしろい仕事人がやってくる!」と「わくわくエンジン®発見」ワークをお届けしてきました~!
会社紹介で子どもたちを惹きつける
プログラムはカシオ計算機さんの会社紹介からスタートします。
子どもたちは、時計をはじめ電卓や電子楽器など、私たちの生活の一部となっているカシオのプロダクト紹介や、会社の歴史、経営理念、地球環境への取り組み等を学びます。
社内のオリジナルキャラクターによる可愛いナビゲートで、クイズを交えながらの会社紹介。子どもたちに会社について楽しく知ってもらえたらと、毎回バージョンアップして届けてくださるプレゼンテーションに、子どもたちもグッと引き込まれます。
電卓発売60周年の特別トーク
そして、今年は電卓発売60周年ということで、コミュニケーションデザイン部の方が特別に駆けつけてくださいました。
たくさんのユニークな電卓を実際に見せていただきながら、電卓開発の歴史に関するトークも。
「時代が求めているものは?」「こんな電卓があったら便利なのでは?」と、正解のない問いに向き合い続ける開発の姿勢に、子どもたちだけでなく、私たち大人も心を動かされました。
おもしろい仕事人のエピソードから学ぶ
仕事人のトークでは、子どもの頃のエピソードが児童に大人気!
カシオで活躍している仕事人が、「子どもの頃はマイペースで勉強は大の苦手、周りの皆に追いつくのに人一倍努力が必要だった。」と語ると、子どもたちは今の自分と重ね合わせ、勇気をもらっていたようです。
「仕事で失敗したことはあるか?」の質問には、
「ジョブチャレンジ制度で他部署に異動したものの、知らないことや初めてのことの連続で苦しい日々。知り合いを増やすために様々な場に足を運び、資格試験に挑戦したことが自信になり、今では楽しく働いている。」とエピソードを共有。
ここから子どもたちは、大人も日々奮闘し、一歩踏み出して行動することが道を拓くことを感じ取ったはずです。
児童からの質問もたくさん:
・作るのが難しかった商品は?
・会社に入社したときの第一印象は?
それぞれに丁寧に答える仕事人の姿が印象的でした。
「勉強熱心な社員が多い」「若い人だけでなく年配の社員も生き生きと仕事している」など、社員の魅力を語る声が多いのもカシオさんの特徴ですね。
わくわくエンジン®発見ワーク
講演の後は、先生の熱い想いにお応えして、わくわくエンジン®発見ワークも実施。
各教室に仕事人が一人ずつ分かれて入り、キーパーソン21スタッフのファシリテーションで進めます。
児童たちは、互いにインタビューし合いながら自分のすきなことを深掘り、仕事人の発見シートも参考にしながらわくわくエンジン発見にチャレンジ!
限られた時間でしたが、カシオの皆さまのサポートもあり、自分のわくわくエンジンを堂々と発表する児童の姿が見られました。
児童との給食交流タイム
そして最後は、お楽しみの児童との給食交流タイム!コロナ明けの初企画です。
カシオの皆さま、キーパーソンのスタッフ、子どもたちが一緒に給食を楽しみ、クラスのあちらこちらで笑顔が溢れました。
講演で聞けなかった質問をしてくれた児童もいて、「今までで一番生徒との距離が縮まった気がする」という仕事人のコメントに、私も心が温まりました。
児童の感想:
・今まで知らなかった自分の原動力を見つけることができました。そして、私は自分と仲良くなれたと思います。
・私は今まで好きなことを探究にしたくても、「んー、これはなぁ。」と好きなものにふたをしていました。ですがお話を聞いて、私も好きなもので探究してみようと思いました。
次回のカシオプロジェクトは、10月31日の渋谷区立代々木中学校のプログラム。
良い現場になるよう準備を進めていきますので、楽しみにしていてください。