認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

【コカ・コーラ5by20女子起業!わくわくプロジェクト】in 沖縄県立豊見城南高校

2019.11.10

5by20チーム沖縄女性の活躍

沖縄県立豊見城南高校 コカ・コーラ5by20女子起業!わくわくプロジェクト
沖縄在住のキーパーソン21会員 名嘉原 祐子さんからアッツアツ渾身のレポートが届きました!

今回朝山代表たち事務局スタッフの数日間の沖縄滞在をずっとサポートくださいました。

名嘉原さんが1年前の5by20沖縄開催に問合せくださったのがきっかけで、ご縁とわくわくが広がって、今年の沖縄での5by20はパワーアップしました!!
どうぞ沖縄発の’わくわく’を感じてください~!!

 

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沖縄県立豊見城南高校 コカ・コーラ5by20女子起業!わくわくプロジェクト

『コカ・コーラ 5by20 女子起業!わくわくプロジェクト』として沖縄県立豊見城南高校でプログラムを実施しました。

参加してくれたのは1年生と3年生の男女309名の生徒さんたち!(その日、2年生はインターンシップ中で不在でした。)
まずは体育館に全員集合。
最初に10分ほど朝山代表からこのプロジェクトについての説明。

生徒さんたちはSDGsなど耳慣れない言葉に少々とまどい気味…??

この後どうなるのかしらと私たちのドキドキがつのります。
そして、満を持して登場したのは今回のゲストスピーカー、株式会社ナンポー社長の安里睦子さん。

ナンポーは沖縄のお菓子メーカー、沖縄土産としても有名な「紅芋タルト」を作っている会社です。

 

登場第一声の「みんな、おはよう!」にみんなの目が点!

 

え?いやいや、今午後2時ですけど・・・??


生徒さんたちの様子を最初から見ていて、眠そうにしていたのでわざと意表をつく声かけをしたとのこと。

つかみはOKです!Tシャツにジャケットを羽織ったラフなスタイルもあえて高校生向けのチョイスとのことでした。

 

ナンポーは睦子社長のお父様が創業者、その跡を継いだ彼女は女性らしい感覚でさまざまな改革を自分が信じたやり方で押し進めていって業績を伸ばし続けています。沖縄のお菓子なのにあえて沖縄らしさを排除したパッケージ、商品名や店舗デザイン、TVコマーシャルも化粧品?と思うようなおしゃれなイメージです。これらのアイディアを出した際には社員の猛反対を受けたそうです。

 

「ダサイのが大嫌い」と言い切る睦子社長。


どんな高校生でしたか?
という質問に

「遊ぶことしか考えていなかった」と即答。

 

ここでも様々なエピソードを披露してくださいました。

夜中に親の目を盗んで家を抜け出すために知恵を絞ったこと、お父様もそれに負けじとお互いに知恵比べ、最後は家中の窓、外階段の出入り口にまで鉄格子をつけられたとのことですから、かなりヤンチャだったに違いありません。

 

上から目線ではなく、決して優等生ではなかった高校時代の失敗談も包み隠さず、ユーモアたっぷりに平易なことばで語りかける姿に生徒さんたちはどんどん惹きつけられ、釘付けでした。

「ぶれないことの大切さ」
「自分を好きになれない人に他人を好きになることはできない」、
「自分の好きなことをやるなら責任を持って」
など、実体験からの貴重なメッセージは間違いなく生徒さんたち一人一人の心に響いたと思います。

講話終了後に生徒を代表して一人の女子生徒がお礼を述べてくれました。

 

「今までは世間的に正しいとされていることをやるのが正解と思っていた。今日の話を聞いて自分のやりたいことをやっていいんだということがわかった。これからは自分の行動や言葉に責任を持って夢に向かっていきたい。」と語ってくれたのがとても印象的でした。

 

体育館での講話の後は、1年生全員が4グループにわかれて、教室ですきなものビンゴの時間です。ここで沖縄メンバー登場!
実は10月27日(日)にメインわくわくナビゲーター養成講座を沖縄で開催していたのです。受講してくれたのは県内で活躍中の才色兼備の女性6名。そのうち仕事を休んだり、他の予定を調整したりと万難を排して駆けつけてくれた4人と名嘉原、そして滋賀県からこのために駆けつけてくれた堀江尚子さんがメインやアシスタントとして各クラスに入りました。45分間という限られた時間のスペシャルバージョンでしたが、にぎやかな雰囲気の中で楽しくワークが進み、自分のわくわくエンジンを発見してうれしそうな表情に変わっていく生徒さんをたくさん見ることができました。
終了後のアンケートには、

「いろんな生き方があることがわかった」、
「自分のことが好きになった」、
「夢を持つことは大事」、
「友達の好きなものや理由がわかってうれしい」、
「責任を持って好きなことをやる」
等々、たくさんの前向きなコメントが寄せられました。そのキラキラした気持ちを忘れずに、それぞれのわくわくに導かれた未来に向かって勇気をもって力強く歩んで行ってしいと心から願います。
行ってきました!  行ってきました!

そして最後になりましたが、忘れちゃいけないのが今回のプログラム成功の影の立役者、豊見城南高校の斎藤綾先生です。

なんと彼女もキーパーソンの会員なのです。

プログラム実施時間の確保(学校全体の予定が決まっている中から全学年の5~6校時を確保するのはたいへんなことです)、先生方への説明、根回しなど、たいへんなご苦労があったであろうことは容易に想像できます。本番前日の打ち合わせでは、お忙しいクラス担任の先生全員を集めてくださり、プログラムの説明や当日の段取りの説明のみならず、実際にワークの一部を体験していただく時間を作ってくださいました。本番当日も全体の指揮運営にあたってくださったので、会場のセッティングや生徒さんたちの誘導もスムーズで、すべて滞りなく進めることができました。

 

 

思い起こせば、私とキーパーソンとのつながりができたのが去年の11月。昨年度の豊見城南高校でのプログラムのお手伝い募集のメールがきっかけでした。その時は都合がつかず、プログラムに関わることはできませんでした。それからたった1年でここまで進展するなんて夢のようです。その後、さらに同じ思いを持つ仲間が一気に増え、今ではメインわくなびがなんと7名!

沖縄とキーパーソンがどんどん近付いてきています。
沖縄でも何か大きなムーブメントが起きそうな予感(すでに起きている??)!
すごいぞ沖縄!わくわくが止まりません!

 

キーパーソン21会員 名嘉原 祐子(沖縄県)
沖縄県立豊見城南高校 コカ・コーラ5by20女子起業!わくわくプロジェクト

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