認定NPO法人キーパーソン21

活動ダイアリー わくわくエンジン®ブログ

中野区『まざるテラス』様とコラボイベント

2019.03.09

イベント親・家庭・PTA講演

3月7日木曜日、中野区『まざるテラス』さまへイベントに行ってまいりました。
代表朝山の講演&ワークを子育てママへお伝えし、ママのわくわくエンジン®を考えていただきました!

 

今回はキーパーソン21事務局広報チームのうるちゃんこと金澤がイベントレポートいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

私には息子が一人います。やんちゃ盛りでカンチョーが大好きな5歳です。
幼稚園入る前に4年ほど通った地域の支援センターはとても身近な存在であったので

 

「打って出る子育て支援センター」になることが目標?!のまざるテラスとは・・・

 

と、とても気になる存在でした。行ってこの目で見てみたい、という気持ちが大きく、

イベントに誘われた時は二つ返事で是非行かせていただきます!と手をあげました。

 

しとしとと雨が降り続く中、都立家政駅を降りると
都心に近いのに、高いビルなどはなく、(勝手な先入観でごめんなさいw)
魚屋さん、歯医者さん、不動産屋さん、八百屋さんなど地元の個人商店がずらり。
ドラッグストアの店先には様々なメーカーのオムツが並んでいる。

 

子どもが住みやすそうな街だなぁと思いながら

 

駅から5分ほど歩くと今回のイベント主催者かなさんの自宅である、まざるテラスに到着。
雨で足元が悪いにもかかわらず、玄関には大きい靴から小さい靴まで所狭しと並んでいる!
1階は託児スペース、2階でイベントが行われました。

まざるテラスとは

中野区のママ発、一軒家を地域の人に開放。
「食卓」「保育」「働く」などいろいろなものがまざる空間。
■「子育てがんばる人を地域で応援しよう」
■「日本での子育てを“大当たりの宝くじ券”にする」
■「日本が、世界の保育園になる」
→詳しくはまざるテラス様のHPをごらんください

 

の3つの目標のもと活動されています。

 

始めに紹介した「打って出る子育て支援センター」とは・・・
待機児童の解消など「与えてもらう子育て支援」ではなく、欲しい支援を「親自身が作っていく」
そんなことをみんなでできる場所にしたいということでした。
本当に素敵な”まざるテラスマインド”ですね。

 

ちなみにこちらがまざるテラスの過ごし方、とてもリラックスできますね〜

中野区の方も、お近くの方も是非遊びに行ってみてくださいね

壁かけ

イベントスタート

イベントにはなんと!中野区長 酒井直人氏がお越しくださいました!!

中野区長とかなさん、朝山の3ショット   集合写真

お母さんのイベントに気軽に立ち寄っていただき、より良い地域づくりへの並々ならぬ意志や、まざるテラス様との信頼関係もひしひしと伝わって参りました!
中野区長と皆さまとのふれあいは、中野区長、まざるテラス、お母さん、キーパーソン21の想いが重なる部分を感じ、未来へつながる貴重なひと時でした。

まずは自己紹介を行っていただきました

イベントに参加された方は様々なお悩みをおもちで、

また何と言っても子育てに対する感度が高い!高い!!高い!!!

 

繋がりを求めておられる方が多い一方、そこで子どもに対する関わり方にモヤモヤ感。

 

 
・あるお父様(お子さんは小学生)は、スポーツ関係のお仕事をされていますが、スポーツ少年団のような地域活動に参加する子どもたちが減少していて、参加していても体罰だったり罵倒があるという現状を危惧しており、変えなくてはと思われている
 
・元保育士のママは、保育士時代は、子どもに指示せず主体性を育むように習い、そのようにしてきた。けれど、自分の子どもにはやれそうでなかなかできない。公園や支援センターでは、子どものやりとりに親たちが介入し過ぎて、ケンカの経験にすらならない。
遠くに主体性を育む方針で実践している保育園や幼稚園があっても通わせるのは大変。基本的な、根本の子育ての考え方の方向が同じメンバーで自主保育できないかな?と考えている。

 

他にも
・ママのコミュニティがほしい

・母子2人きりで気づけば誰とも話してないという毎日

・もっと地域活動したい

・自己肯定感をあげる方法を知りたい

・子ども時代に、自分がしてもらえなかったこと、してほしかったことを子どもたちにはしたい

・やってみないとわからないのに、やってみることをしない子どもへの対応に課題感

・学習支援の現場、学ぶ意欲の著しい欠如

などの悩みを受けて、

 

 

自主保育をやろうと考えている方、

プレイパークをボランティアでされている方、

地域にいつでも助け合えるママコミュニティをつくろうと考えている方、

娘の自己肯定感をあげるため、

子供の学級崩壊をなんとかするため奮闘されている方、、、、

自分からアクションしている方が多く、とても真剣な空気感で始まりました。

自己紹介

次に、代表朝山あつこの講演

キーパーソン21が出会ってきた子どもたちの経過を例にあげ、熱く、暑苦しくお話ししました。

 

『安定した仕事、そのための学校、勉強、成績ではなく、

これからは自分が何者であるか語れる力、社会との協働コミュニケーションの力、そして自立することがとても重要な社会に。そのためにまずは子どもが真剣に自分のわくわくエンジン®を考えることが大事』

 

例えば
①中学生のU君の場合
すきなものが動物で
なりたい職業は獣医だそう。
でも学力的に無理そう、お金もかかるし、、、アルバイトしても無理そう。

u

そんなUくんにあなたはなんと声をかけてあげますか?

そこで大事になってくるのがわくわくエンジン®!

子どものやりたいを広げられるヒントに。

 

この先は朝山の著書でw

「普通の主婦が見つけたわくわくエンジンのかけ方」

 

②文化祭からつまらなさそうに帰ってきた子どもの場合

子どもが文化祭から帰ってきて、
文化祭の実行委員で裏方ばかりやっていて、僕は楽しくなかったなーと言っていたら、
あなたはなんと声かけますか?

 

・・・

そうなんだー残念だったね。
と言いますか?

 

・・・

すごいねー、みんなが文化祭を楽しめるような仕事をしたんだねー、みんなを楽しませてすごいね。

これを聞いた子どもはどう思うでしょうか?

すごい仕事をしたんだなと、わくわくする広がりを作ってあげられますね。

講演風景

などなど他にも実体験に基づくお話しにうなづく方、真剣な眼差しで聞かれる方、

時々、「俺もう帰る」と飽きた3歳男子の可愛い声が聞こえたり、

とても朗らかな講演時間でした。

講演を受けて実際にわくわくエンジン®を考えるワークを体験

4人ずつのグループに分かれて、
自分のすきなもの・ことと
なぜすきなのかを順番におしゃべりして記録していくワークを体験していただきました。

ワーク中の楽しそうな雰囲気   IMG_1452

ほぼ初対面の方ですが、前からの友だちのように喋っている。
楽しそう!

 

コーヒーがすき、イギリスがすき、帽子がすき、、、

 

器がすき、土物を見てまわったり、触った感じがすき。

釉薬や火など自然のものを使用し、焼いてみないとどうなるか分からないところがすき。

 

小学校2年生のお子さんもワークに参加していて、

池袋がすき、ミルキーカフェがあるから、と絵を描きながら恥ずかしそうに教えてくれてとても可愛かった!

 

 

最後にあと1分ですよーとスタッフが言ったところ、すきなものおしゃべりは全然止まらない。
とても盛り上がりました。

 

最後にわくわくエンジン®を見つけ出すワーク
皆さんとっても真剣なお顔!

IMG_1473   IMG_1475

キーパーソン21スタッフとなんでかな?なんでなのか?ディスカッション。

 

「それ正解を探そうとしていますね!正解を見つけるのではないのですー!」

「ガハハ(笑)」

「アァァァー(ベビちゃんのお腹減ったよ〜という声)」

という声が入り混じり、

 

1階のキッチンから美味しそうな匂いがプンプンしてきたところで、

何名かにわくわくエンジン®を発表してもらいました!

 

・マイペースで新しい発見をすること

・自分の感情や想いを表現することをただただ認め合える空間を作ること

・みんなで新しい遊びを作ること

 

初めに自己紹介の時にお話された悩みに繋がっていて、

おおお!と驚くばかり。

皆さん素晴らしいです!

最後に、まざるテラスさん手作りのランチをいただきつつ、感想をシェア!

なんとなんと、お昼はまざるテラスさん手作りの、子どもがいても食べやすいワンプレートランチ!
lunch   menu

・菊イモのきんぴら
・芽キャベツのマスタード和え
・鳥ささみと干し椎茸メレンゲスープ
・大根と水菜サラダ
・鶏そぼろ
・生卵黄
・白ご飯

 

品数が多く、芽キャベツや菊芋など珍しいお野菜も美味しくいただける、見た目も鮮やかなカフェランチでした!

 

みんなでワイワイ言いながら美味しくいただきました。
そして最後にわくわくエンジンやイベントの感想をお一人ずつシェアしていただきました!
share    share2
・器がすき、お笑いがすき、
『流れの中、その状況偶然を生かして、一発でうまくやること』にわくわくするんだ

 

・今日いろんな方の刺激を受けて、自分もこれからライフワークのようにわくわくエンジン®を考えていきたいなぁと思いました

 

・人の気持ちに興味があって、人が気づいていないことに気づかせてあげる、言語化してあげる、そして私が力になれて、その人が自分はこれがすきだったんだって気づかせてあげることが、多分私のわくわくエンジン®なんだろうなとなんとなく思いました

 

他にもみなさんそれぞれの貴重な感想を、書きつくせないくらいたくさん出してくださいました!
(感想もテキスト化して貰えば良かったなぁ)

しかし、その場の空気感でみなさんのお話を聞けたこと、金澤自身、とてもわくわくしました。
本当に本当にありがとうございました。

最後の最後に、まざるテラススタッフあいはらさんより大発表!!

高齢者会館で仕事をしていらっしゃるあいはらさん。
3〜4年前から地域に根ざしたサロンをしたいと考えていた。
そんな時、まざるテラス主催のかなさんと出会い、考えが一致し、
まざるテラスが始めて今ちょうど1年に。

 

そして今年、平成から新元号へとうつりかわるGW開けから
あいはらさんの自宅を開放し、
高齢者と若いママと子どもなど、多世代交流のできるサロンを開こうと
かなさんと二人で計画中なんだそうです!!!

 

一時保育も今まで通り、継続していく予定、食事会も計画していこうとしています。
ただ初めてのことなので、手探りで始めていこうとしているけど、
それこそ私のわくわくなんだと!

 

高齢者と若い方のコラボが果たしてどうなるか、どう繋がっていくのか興味津々!
身振り手振りでとっても楽しそうにお話してくださいました〜(一気に盛大な拍手)

 

4月にみんなで集まって会議!
まざるテラスin古民家80の告知は要チェックですね!

http://mazaruterasu.blogspot.com/2019/02/804.html
こちらの記事を読むと中野区には地域の居場所づくりの活動をしている団体が300箇所もあるのですね!
中野区アツいです!

 

 

というわけで、中野区のアツい方々とキーパーソン21が交流できたとっても素晴らしいイベントでした。

 

まざるテラス、かなさん、あいはらさん、スタッフのみなさま、
参加してくださったママの皆様、
中野区長
本当に素敵な1日をありがとうございました!
これからもわくわくエンジン®を燃やしていきましょうね!
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