2023年2月16日、神奈川県の寒川町立南小学校の6年生86名に、「すきなものビンゴ」を届けました。
事前の打ち合わせ時、担任の先生方に生徒役になってもらい、「すきなものビンゴ」の体験ワークを行いました。先生方の好きなものを掘り下げていき、このゲームの意味をよく理解していただけたと感じました。
自分の好きなものについて、新たな発見をするわくわく感を生徒にも体験してほしい、卒業式を間近に控えた6年生へのプレゼントになれば・・という先生方の思いも一緒に届けられるよう、湘南チーム10名で気合を入れて、楽しく実施してきました。
当日の会場は「ランチルーム」。
体育館よりは小さく、教室2つ分くらいのちょっと贅沢な空間です。
この学年は、将来に対してふわふわした感じで、自分の思っていることを言葉にするのが苦手な子が多い、とのことでしたが、ゲームが始まると、自分の好きなことを友達に知ってもらおうと会話が盛り上がります。
ダンスが好き、という女の子に周りから、「え~そうなの?知らなかった。勉強ばっかりって思ってた!」などと声があがり、友達の知らない一面を知る場面や、自分の好きなことを話して、認められるとうれしい、ということに改めて気づいた子もいて、もっと時間がほしいくらいです。
好きなもの、大事なもの・・などが沢山出たところで、いよいよまとめシートの作成です。
自分の中の共通点、見つかるかな?
さっきまでおちゃらけていたような子も、自分について、真剣に考えています。
そして、発表の時間。
最初は恥ずかしがっていた子供たちも、友達が発表するのを見て、手を挙げてくれます。どんなことでも、「これが私のわくわくエンジンです」と言えること。このことこそが、今日の自分に自信を持った証拠です。
放課後、担任の先生を交えての報告会で、生徒からの「自分の知らない自分を教えてくれてありがとう」という言葉があり、わくナビ一同、感動しました。
今日、自分を発見したことが、将来の自分に繋がっていきますように。
卒業のプレゼントになったでしょうか。
今回実施した南小は、11月に湘南チームが実施した寒川東中と学区が被っているところもあります。同じ学区で小中と続けて実施して、このプログラムを地域に浸透させられるといいね。・・・
反省会と称して立ち寄ったファミレスで、早朝からの疲れも忘れ、今後について
大いに盛り上がりました。
(チーム湘南・秋元麻紀)