■日時:2013年11月6日(水)、13日(水)
■対象:川崎市立川崎高校定時制3年生2クラス 合計45名(※4年制)
■プログラム:個別アクションプログラム
個別アクションプログラムは、3年間にわたり川崎市立川崎高校の先生方と一緒に開発してきたもので、今年度で5年目の実施となりました。進路選択に迷う高校生世代以上を対象に、一人一人誰もが持っている「わくわくエンジン」を探し出し、進路決定に向けて一歩踏み出すためのサポートするプログラムです。(大人1名につき生徒1~3名を担当します。)
※一人ひとり誰もが持っている「わくわくして動き出さずにはいられない原動力のようなもの」をキーパーソン21では「わくわくエンジン」と呼んでいます。
自分の進路にとても迷っている子、決まってはいるけれどどう動いたらよいかわからない子、何も迷いもない子・・・様々ですが、今回24名のわくわくナビゲーターが寄り添い、その子のわくわくエンジンを発見し、希望の進路に近づくためのアクションプランを立てるお手伝いをしました。
当日を向かえるまでに、私たちスタッフは何度も何度も学校へ足を運びました。理由は、事前に生徒と仲良くなり、当日、よりスムーズな形でプログラムを進めるためでした。
その効果もあってか、すでに名前を覚えてくれていたり、全く笑わないような生徒が笑顔になってくれたりもしました。
生徒は、
「将来のことをこんなに考えたのは初めて!」
「より自分のことを知れた気がします。」
「今までは声優のことしか考えていなかったのですが、今回がきっかけでいろいろな道が出てきました。」
と感想を書いてくれました。
そして、その後11月20日には、2日間連続で実施したキャリア教育プログラム実施の内容を、生徒と先生でシェアする会を行いました。先生方には、事前に生徒の強み、ポジティブフィードバックの準備をしていただき、生徒一人ひとりに伝えていただきました。
「先生、生徒のこと知り過ぎ~」「きもい~」と照れながらも、生徒は、自分のことをちゃんとみてくれている!と再確認していました。やはり、日頃そばにいてくれる先生の存在は大きいと感じました。
自分の良さや強み・・・そんな「プレゼント」をしっかり受け止めつつ、クラスメイトのことも互いによく知れた時間となり、なんだかあたたかな空気が流れていました。「次いつくるのー?」と抱きついてくる生徒がいたりして、わくわくナビゲーターとの絆も生まれた実施となりました。