経済産業省「第7回キャリア教育アワード」最優秀賞
2017.02.09
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経済産業省主催「第7回キャリア教育アワード」で、経済産業大臣賞「中小企業の部」で
最優秀賞を受賞しました。
2000年のキーパーソン21設立時、実は、キャリア教育という言葉はありませんでした。
でも、私たちは「子どもがいきいきと仕事をして自分らしく生きる社会」をつくるという理想のもと、「子ども、教育、社会」の視点から教育の課題に向き合い、時には失敗もしながら、
企業、行政、学校、PTA、地域の方々、会員、子どもたちを取り巻く大人とともに、
子どもたち一人ひとりの「自分らしく生きる力」の源を引き出すための解を探し続けてきました。
そして、数多くの学校現場においてキャリア教育プログラムを実践するなかで、
ある一つの「解」が導きだされていきました。それは、人が自ら動き出さずにいられない
原動力としてキーパーソン21が提唱する「わくわくエンジン®」に気づくキャリア教育であり、
生き方教育です。
「自分のわくわくすることは何か」から生きることを考えるキャリア教育「夢!自分!発見
プログラム」は、子どもたちの「声」や先生、保護者の「声」に真摯に向き合い続けたことで
生まれたオリジナルメソッドです。
これまで関わってくださったすべての皆様に改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
受賞にあたり、審査委員会から評価いただいたポイントをご紹介します。
・社会と関わるために「自信をもって、自分らしく生きる力」を育むというアプローチは、
近年低下が問題視されている自己肯定感の向上に資する
・子供たちを飽きさせないプログラムを提示しており、親や教師以外の大人から直接学べる良質なプログラム
・キーパーソンの名の通り、多方面との連携・協働を広げる仕掛けに特徴があり、
学校・学生のニーズに合わせた多彩なプログラム提供。
表彰式で行われたキャリア教育推進連携シンポジウムのなかでも、度々「自分らしく生きる」という
言葉がありましたが、この「自分らしく生きる力」は、未来の日本をつくる力強い人材を育成する観点からも、文部科学省、経済産業省、厚生労働省の三省連携で取り組むべき国の重要課題であると改めて思いました。
キーパーソン21が実践するキャリア教育の大きな特徴は、親や先生以外の大人(社会人)が直接子ども
たちと関わり、自分らしく生きる力の源「わくわくエンジン®」を育む活動をしていることです。
わくわくする生き方の大人の輪が広がれば、「わくわくエンジン®」に気づく子どもが増えていく。
私たちのキャリア教育は、「大人も子どももみんなが関わる学びの場」になっています。
これからも、わくわくエンジン®をもって、いきいきと生きる社会をめざして、
キーパーソン21らしいキャリア教育活動を続けていきたいと思います。